1018年8月~1020年3月 いろは比呂
比呂くんの逝去回です。
やだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気を強く持て、なんて言われても無理なものは無理なんですよ……。
振り返り
1才7ヶ月……か。
短い……短いよ………………80年くらい生きてよぉ………………。
1018年8月生まれの比呂くん。(比呂くんの誕生月の記事はこちら。)
ご両親は初代いろは唄様と黒曜斎影彦さまです。
職業はお兄ちゃんの伊吹くんと同じ薙刀士でした。
ひたすら討伐に明け暮れる日々を過ごした比呂くん。
戦いだらけの日々すらも比呂くんらしいなぁ、と思ってしまうんですよね。
伊吹くんとはまた違った視点で、後ろからサポートしつつ的確な指示を出していたんじゃないかな。
そういう姿が容易に想像できるのも比呂くんらしさの1つだね。
そんな彼の愛称は御庭番*1でした。
これも比呂くんらしいよね、御庭番っていう愛称。
6月は二つ扇ノ前さまと交神。
静かに、でも熱く。心に秘めた想いを燃やした月です。
8月は娘の保乃さんが来訪です。
比呂くんは交神を経て、より一層心に秘めた想いが熱くなっていたと思うんです。(交神記事はこちら。)
交神後も変わらずひたすらに討伐の日々を繰り返します。
死に物狂いで戦ったりもしたし、ね。(対稲荷ノ狐次郎戦の記事はこちら。)
大江山にも登った比呂くん。
だけど先に進むには全然力が足りなくて。
今ここで大江山を越えないと比呂くんの死は確定してしまうんですよね。
それは妹の波瑠ちゃんにも言えることで……。
唄様の子は誰一人短命の呪いに勝てないんです。
なんでよ…………。
なんでなのさ……………。
ちなみに。
ニコラ様は平均寿命を考えるとギリギリ山越えに間に合うかどうか怪しいライン。
だけど彼らの世代は山奥には足を踏み入れていないし、奥の敵がどのくらい強いかなんて知らないし分からない。
頭の良い比呂くんのことだから、その辺りのことまで全て察していたような気もします。
きっと、波瑠ちゃんが交神していた1月に、ひとりで考えていたんじゃないかな。
イツ花先生にも相談していたかもしれないね。
そして2月になって、健康度が下がって。
あぁ、俺もいよいよなんだな、なんて考えたりしながら3月になって。
そんなことを考えながら波瑠ちゃんの子どもに訓練をつけて。
遺言
きっと。おそらく。
庭に咲いている桜の花が開くのと同時に、彼の……比呂くんの命は散るんです。
遺言BGMのタイトル、知ってますか?
「花 散る」っていうんですよ。
比呂くんの遺言。
彼なりに最期くらいは明るく努めようとしてくれたのかな。
イツ花先生は比呂くんにとって良き相談相手だったと思うし、やっぱり仲が良かったのかな。
イツ花先生だったら。
この場合なら。
この状況なら。
こんなセリフを言うかもしれない。
比呂くんだからこそ、御庭番の愛称で慕われていた比呂くんだからこそ。
イツ花先生が次に何を発するのかさえ、最初から理解していたのかもしれません。
いろは家のみんなもプレイヤーのわたしも、比呂くんに救われた部分はたくさんあるよ。
天国の唄様と伊吹くんによろしくね。
2020年5月8日 加筆修正。
2023年3月12日 加筆修正。