いろは一族 永久と刹那の輪舞

「俺の屍を越えてゆけ」のプレイ記です。

いろは一族 永久と刹那の輪舞

1019年5月~1020年12月 いろはニコラ

1019年5月~1020年12月 いろはニコラ

逝去回です。

 

当主指名

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(何度でも言いますが)ニコラ様の来訪はね、一族にとってもプレイヤーにとっても光のような存在だったんですよ。
「HAHAHA」という高笑いが誰よりも似合う、そんなお方でした。

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次期当主ですが、

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保乃さん

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ではなく、

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布都様にお願いしました。

保乃さんの夢は当主になることですが、保乃さん自身も布都様を推薦したと思います。
だって保乃さんは……1021年の大江山へは挑めないから……。

だから今からきっちり1年間、布都様に当主を務めていただいて必ず大江山を越えてもらおうと。

それに、

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自らの意志で「ニコラ様について行く」と言ってくれた布都様だからこそ、当主を任せて大丈夫と判断したんじゃないかと。

 

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前当主の伊吹くんや初代当主の唄様とは180度異なるお方だったね、ニコラ様は。
イツ花さんもありがとう。

 

さぁ、1つずつ振り返っていこうね。
…………現実を受け入れるためにも。

 

振り返り

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・1才7ヶ月。

比呂くんと同じ年月を生きてくれました。
長いけど短いよ……。

 

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・1019年5月

ニコラ様はとにかく初登場時からインパクが誰よりも凄まじかった……。
なんだよこれ、何でもありかよこの人wwwって感じで。

男29番の顔グラでなかったら絶対に「仁科(にしな)」って名前だったと思うし、
自らを「ニコラ様」と名乗り出てきたのも今となっては良い思い出です。

 

・1019年6月

2か月間きっちり父の伊吹くんと訓練をした後に、いろは一族3代目の当主へとなりました。
初陣も体験していない子が当主になるの、もしかしたら後にも先にもニコラ様だけかもしれないなぁ。
ニコラ様の進言、一度でいいから聞いてみたかったね。

 

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・1019年7月

比呂くんを弓使いにするプランもありましたが、もしかしたら
ニコラ様を弓使いにするためにあえて取っておいたのかもしれないな……と今になって思います。
ニコラ様に弓使いは適役でした。
木霊の弓とニコラ様の相性は良かったね。どんどん敵を眠らせていたし。

 

・1019年8月

ここで初めて保乃さんと出会うんですよね……。
当初はまさかここまでニコ保乃として活躍するとは思ってもいませんでした。
ニコラ様の横を堂々と立っていられるのは、もしかしたら相棒の保乃さんだけなんじゃないかな。

そして討伐先は唄様と伊吹くんが敗走した白骨城。
ニコラ様も同様に敗走してしまったらどうしよう……と思いましたが、そんな心配は一切なかったですね。強い。

 

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・1019年9月・10月

ひたすら討伐の日々。
ここで改めて併せ技の強さを実感したんだと思います。
比呂波瑠ニコラの併せ技、めちゃくちゃ格好良かった……格好良かった……。(これでトドメを刺せていたら完璧だったがw)

 

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・1019年11月・12月

そして大江山
11月に手に入れた回復術を12月に誰よりも真っ先に覚えたりと、さり気なく当主らしさを見せてくれたニコラ様。
そういうところが本当に好きだぞwww

まだこの段階では山越えを視野に入れてなかったんですよね。ちゃんと入れておけばよかった……。
そしたらこんな逝去画面をこんな想いで見ずにすんだかもしれないのに。

 

・1020年1月

プレイヤーが発狂した波瑠チャソ交神月
記事にも書きましたが、波瑠チャソの交神を1番心配して1番喜んでいたのはニコラ様だと思うんですよね。
波瑠ニコラはニコ保乃と違った安心感があって好きです。

 

・1020年2月・3月

2月は七天斎八起様をひたすらに眠らせたり、
3月は槍の指南書を求めて保乃さんから脅され(?)たり、
慌ただしくも充実した月だったと思います。

その背景には比呂くんの健康度低下とへき瑠タソの来訪というイベントもありましたが……。
健康度が下がったとき、誰かが来訪したとき、真っ先に対応するのは当主様だと思うのでニコラ様は忙しかっただろうな。
本人はこういうの全く顔に出さなそうだから凄いよ、本当に。

 

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・1020年4月

ニコラ様交神月。
いやーーーーー、今この月のプレイ記を見返してもニコラ様が交神とか嘘でしょ!?冗談でしょ!?って感じがするんですよw(失礼)

結果として、交神相手の陽炎ノ由良様がニコラ様ファンクラブに入るというオチでしたが。(?)
神様さえもが認めるいい男ですよ、ニコラ様は!!!!!
\知ってた〜〜〜!!/

 

・1020年5月

この頃から本格的にニコ保乃らしさが出てきてますね。(戦闘中で保乃さんからニコラ様へ武人、など。)
そして波瑠チャソの健康度が下がる傾向を見せた月でもあるんです。
波瑠チャソの口から1番聞きたくないセリフだったんじゃないかな……これ。
今だってふとした瞬間に波瑠チャソの応援が聞こえるもん…………。

 

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・1020年6月・7月

6月はニコラ様の息子、布都様の来訪月
そして2か月連続で白骨城で速瀬を求める日々。

なんかね〜〜〜、ニコ保乃へき瑠でわちゃわちゃしててめちゃくちゃ好きなんですよねこの月。
皆で一緒に敵から攻撃を受けたり、巻物1つで一喜一憂したり。
槍の指南書のときもそうだったけど、ちゃんとお目当ての巻物を手に入れてから帰還するのは流石としか思えないw
裏でちゃんと当主してたんだなぁ、ニコラ様は。

 

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・1020年8月

ニコ保乃心火マッハ事件(別名:心水捨て事件)。

強くなるために優しさを捨てたニコラ様。
だけどそれは、きっと、この先何がなんでも強くなりたいという心の表れでもあったんじゃないかと今になって思います。

……でも、もしかしたら本当はニコラ様は内心焦っていたのかもしれない。
当主として、散りゆく一族の生命をただただ見守ることしかできない自分に。
優しさで救える生命もあるけれど、今の自分にとっての優しさは足枷でしかないのかもしれない、と。

………………いや、あのね、本当にね、でもね、今年山越えイける!って不思議と思っちゃったんですよ。

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こんなの見せられちゃ……さ……。

 

・1020年9月

誰かが亡くなると必然と穴埋めをしたくなる。
波瑠チャソが亡くなった翌月、保乃さんの交神を行いました。

プレイヤー個人としては、ニコ保乃は一切の恋愛感情は抱いていないと思うんですよ。
だからこそ保乃さんのお相手を三ツ星凶太様にすることができたと思うし、
今日この日まで今までと変わらないニコ保乃の関係性を築けてきたのかなとも思います。

…………とか言いつつ、この時期に交神は失敗だったんじゃないかな?とも思っちゃう。11月に4人討伐出来なかった訳だし。
俺屍って難しいね…………。

 

・1020年10月

めちゃくちゃ良いパーティだなーーー、
これなら山越えも視野に入れていいなーーー、と本格的に思い始めた月。

だからこそ、10月の討伐終了画面での

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このニコラ様健康度低下は最悪なタイミング……と感じてしまったんです。
いつかはくるものだけれども、だからこそこの月のこのタイミングだけは絶対に避けてほしかった。

 

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・1020年11月

それでも、必死になって11月の大江山を進んで進んで進みまくって。

だけどプレイヤーの意志とは反対に、

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月始めではあんなに燃えていたニコラ様の心火

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月終わりには一気に上がらなくなってしまい


これ、ニコラ様にとって初めての挫折だと思っています。
今まで順調に何事も問題なく進んできて、尚且つ自分自身は体力赤表示に一度もなったことがなくて。
そんな彼が初めて敵から集中的に狙われ、先の無い未来をもがき、
そんな状況の中で自らの手で掴んだものが
山を越えることへの……生きることへの"""諦め"""。


わたしは……プレイヤーにはこの時のニコラ様の気持ちなんて分からないし分かりたくもない。
だけど、きっと。そういうことなんじゃないかと思うんです。

 

・1020年12月

ニコラ様って、訓練幼少期と自分自身と誰かの交神以外の月は
ずっと討伐に出向き一族を率いてきた人なんですよ。

そんな人が初めて討伐へ行かずに家に残っているという事実が……
あぁ、もうこの人の先は長くないんだな……と改めて感じてしまいます。

この月のニコラ様と千代乃っちの訓練のやり取りは別途SSにして語るので、
よろしければそちらをご覧ください。(近日中に公開します。)

 

遺言

伊吹くんとのお別れも波瑠チャソとのお別れも、辛くない一族とのお別れなんてなかったけれど、
ニコラ様とのお別れはどの一族よりも本当にツラい。

あの高笑いを二度と聞けなくなる事実を受け入れたくない。
でも、時代はニコラ様から布都様へと移り変わります。移り変わるんです。
今生きている一族がこの先を生き延びるためにも。

どうか布都様の代で山越えが出来るよう、見守っていてほしいです。

 

そして。

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ニコラ様の遺言。

今この記事を書いているこの瞬間もニコラ様の遺言解釈について悩んでいて、
もしかしたら正解なんてないんじゃないかって思っちゃう。

 

①1020年11月・討伐終了時の

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生きることを諦めてしまったニコラ様本人に突き刺さった現実のようにも思えるし。

 

②ニコラ様と同様に来年山を越えられない保乃さんへ向けた言葉

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お互い生き延びることのできない未来だけれども、
そんな日々でもまだ今の保乃さんには明日がやってくると伝えたようにも捉えられるし。

 

③息子の布都様へ伝えたかった当主としての心構え

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それが例えどんな結果になったとしても、自分と同じように立ち止まってはいけないと伝えているのかもしれない。

 

…………分からない。
プレイヤーのわたしが誰よりもニコラ様のことを分かったつもりでいたけれど、
こうして遺言を聞くと改めてニコラ様のことを何1つも理解してなかったんじゃないかって思ってしまう。

それでもニコラ様と一緒にいた時間は無くならないし、
これからもたくさんの一族と出会うけれど、ニコラ様のことはずっと忘れないし忘れられないんじゃないかな。
彼、登場時から最強だったし。

 

3代目から4代目へ

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ありがとう、ニコラ様。
本当にありがとうございました。

 

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ニコラ様と一緒に山を越えたかったけれど、

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その想いは息子の布都様と一緒に背負っていくよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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二コラ様は本当に光のような存在でした。

 

 

 

2023年3月12日 加筆修正。