いろは一族 永久と刹那の輪舞

「俺の屍を越えてゆけ」のプレイ記です。

いろは一族 永久と刹那の輪舞

1021年9月 プレイ記「誰が"それ"を望んだか」

前回のあらすじ

・SUMMER選考試合優勝!
・へき瑠タソの心水&体が0上がり
・へき瑠タソに1021年12月は訪れない

 

1021年9月

地獄

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俺屍って、まるで地獄のようなゲームだな…………!!?🤔
(開幕一言目がそれなの?)(毎回楽しませて頂いております)(ありがとうございます)

 

あのですね、これからgdgdと言い訳をするんですが聞いて頂けますか。聞いてほしいです。聞いてって。

 

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正直にお話しますと、先月の健康度低下が発覚するまで
へき瑠タソの年齢についてはまっっっっったくもって気にかけていなかったんですよ。
普通に、そう……普通に、朱点童子討伐メンバーの1人だと思っていたんですよ……。
(保乃さんの健康度に気を取られすぎたというのか?や、でもこればっかりは仕方なく無い?仕方ないって言ってよーーーッッ!!!)

去年の1020年12月・大江山討伐の時点でへき瑠タソの年齢は8か月なんです。んでもって、いろは一族の平均寿命って大体1才7か月〜8か月なんです。
言っている意味、わかります?わたしはわかりたくない。
仮に1021年12月まで生きたとしても、彼女の年齢は1歳8か月なんですよ。
…………平均寿命を考えるとさ、ねぇ???
保乃さんみたいに長生きする保証なんてどこにもないのに、へき瑠タソも長生きしてくれるって心のどこかで期待しちゃってたのかな。
はたまた、保乃さんというフィルターを通じてへき瑠タソの年齢から目を背けていたのかもしれない。
無自覚に、そして無意識に罪深い行為を平然と行っていたんだ、このプレイヤーは。有罪じゃん、こんなの。

 

いろはへき瑠と心水

んでもって。
丁度良いタイミングなので、
ここらで「いろはへき瑠という人物の"心水"について語りたいので聞いて頂けますか。聞いてほしいです。聞いてって。

 

1020年の心水

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これはへき瑠タソが来訪してからの、1020年の成長記録です。主に心の成長に注目してほしいです。
全体的に可もなく不可もなく、って感じかな。問題なく育ってくれました。
あと、めちゃくちゃ可愛いです。ここ重要なのでテストに出しますね。テストで100点取ってね。

 

1021年1月〜7月までの心水

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そしてこれが、1021年の成長記録。
この辺りから心水の成長が著しく伸び始めているんです。
プレイヤーは心水=優しさで考えることが多いんですが、今回ばかりはちょっと違うんじゃないかな、と。(半分は正解で半分は不正解的な、そんなニュアンスに近い感じ。)

ここで伸び始めた心水は「へき瑠タソの中に潜む恐怖心」なんじゃないかと、プレイヤーは思うんです。

へき瑠タソが生きる時代は対朱点童子を視野に入れた、山を越えて呪いが解けるかもしれないという言わばターニングポイントの時代なんですよね。
呪いが解ける=悲願達成という、一族にとっても重要な場面でもあるので。
だからこそ。呪いを解きたかったら、何がなんでも生き延びたかったら、朱点童子を含めた戦いからは絶対に逃れられないんですよね。
へき瑠タソはそんな現実が怖かったんだと思います。
(一族は常に戦いに出向くからね。割とこの辺りの感覚が麻痺している子もいると思う。二コラ様や保乃さん、千代乃っちとか一歩間違えればそんな感じ。彼女らは全てを燃やせば解決できると思ってそうw)

 

彼女は1020年の12月に一度だけ大江山へ出向くのですが、
そこで目の当たりにしたのはニコラ様の死と布都様が当主になる(世代交代)といういろは一族を語る上で重要な出来事なんです。

 

そしてその翌月、

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1021年1月に自らの交神を行うんですよね。
表面上では一族のためと言いつつも、
実際問題今このタイミングで交神へと動き出さなかったら一生この恐怖心に縛られると錯覚したんじゃないかな。
この交神はへき瑠タソの意思だけど、半分は無自覚の行動でもあったとも思うんです。ニコラ様の死を目の前で見届けたからこその、生きるための本能というかそんな感じの。

生きるって本当に大変なことで、そして交神を経験したからこそ、これから先の未来を生き延びていくことが余計怖くなってしまったんだと思う。

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だから、2月のお紺さん戦での幕間でこんな問いかけをしたんじゃないかな。
それが、1021年で著しく伸びた心水の正体。

 

1021年8月の心水

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だけど、そんな心水も先月の選考試合でぱったりと止まってしまいました

これ…………さ。完全にプレイヤーの主観でしかないんだけど…………さ。
上記で語った恐怖心を克服した、って言い方は違うかもしれないんだけど、
自分の死が明確になったことにより元よりあった恐怖心を受け入れたんじゃないかな、と。
保乃さんが次世代へと投げかけた「精一杯生きる」という答えもへき瑠タソなりに見い出せた瞬間でもあるのかな。

 

へき瑠タソはね、母親の波瑠チャソと同じで平穏な日常を愛する子だと思うんですよ。

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その日常を取り戻すために、大好きな人達と過ごす日々をこれからも描くために、戦う道へ自らの意思で進むことをようやく決意したんだと思います。

この幕間はそんな意味合いを込めて描きました。
なので、読んでくれたらとても嬉しい……!ぞ!

 

 

 

と、長々書きましたが、
要はつまり心が大変しんどい出来事だね、ってことです!!!!!
健康度が下がるタイミングでこれは正直キツいって!!!!!狙ってやってるでしょ!?わたしがゲームシステムだったら絶対にそうするもん!(?)

 

漢方薬のお時間

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お薬飲んでね。

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88→96
8回復しました。
MAXまで回復する漢方薬、はやく売り場に並んでほしいな。

 

樽で飲んでくれーーーーー!!!!!頼むーーーーー!!!!!!!!!!

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イツ花、俺を止めるんじゃねーーーーー!!!!!!!!!!

布都兄ご乱心じゃんwww(まぁ、気持ちは分からなくもないけれど……)

 

で、今月は何をするの?

今月なーーーーー。
本当にどうしよう……って本気で思ったんですよ。今まで悩むことは多々あったけど、ここまで頭を悩ませたのは初めてで。
脳内が全然働いていない状態。脳内がNEETになっちゃった。

 

で、正直な話、プレイヤーはチキってしまいました。

本当に今年中に大江山で朱点童子を倒せるのか、って現実に。目標に。
今まで頑張ってきた成果を一瞬にしてひっくり返すくらいには、自信が無くなってしまったんです。


そう思ってしまったからには、プレイヤーが取る行動はただ1つだけだと思いまして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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交神をします、布都様が。

 

 

 

 

 

一族の誰かが亡くなると、一族の誰かの健康度が下がり始めると、どうしてもこの現状と未来への戦力からは目を背けられませんでした。
もしこの世代で朱点童子を倒せなかった場合、
来年の11月12月には誰も生き残っていないかもしれないんです。
(仮に1番年下の利央様が生き残っていたとしても、1022年11月の段階で1才8か月になるので。健康度100とは限らない年齢……。)

 

だから、プレイヤーは今月に交神をして"""保険"""をかけます。
万が一のことが起こってしまったときの、保険です。この保険料は高くつく……高すぎるよ。

 

 

 

って書いたはいいんですが。
いやーーーーー、しかし。あのですね……。
これ、今だからこそ語るんですが、
絶ッッッッッ対に交神はこのタイミングじゃないんですよ~~~!?!?!?
だって今月交神をした所で来年の大江山討伐メンバーの戦力は今よりガクッと下がっていますもん。下手したら初陣の子が大江山討伐参加という最悪のケースもあるんですよね。だから、もし、今年の大江山が無理だった場合は来年ではなく再来年の大江山で勝負するべきなんですよ。かと言って、一族目線では自分たちの命がかかっているからこそそんな悠長なことばかり言ってられないのも現実なんだよなぁ〜〜〜⤴︎ ⤴︎あぁ〜〜〜⤵︎ ⤵︎……。(ここまでオタク特有の早口)(俊足)(コーナーで差を付けろ)

 

とりあえず。
ここまではプレイヤー目線でのお話になります。

 

そしてここからは一族目線のお話になります。


布都様・千代乃っち・利央様の3人から見て、へき瑠タソ健康度が下がったこの段階で交神という選択肢は"""絶対に無い"""と思うんです。
だから、今回のプレイ記はすごく考えました。辻褄合わせを。
交神という選択肢がない彼らが、なぜ今月に交神をするという結末になってしまったのか、という話になるんですが。

 

 

 

 

 

…………誰もそんなつもりはなかったと思うんですよ。
不可抗力で交神をしてしまったんじゃないかな。
ってのがプレイヤーなりの辻褄合わせです。

 

そうなってくると、なぜ不可抗力の交神へと至ってしまったのかという謎が残るんですが。

 

答えはきっと単純で。
本当に自分たちではどうしようにもなくなってしまって、
神様たちに縋ってしまった、
縋るにおえなくなってしまったんじゃないかな、と。
ほら、わたしたちプレイヤーの世界でもどうしようもなくなってしまった時「神様助けてください」って懇願するじゃないですか。それです。それと同じです。

 

いろは一族を代表して、いろは布都が神様の元へ助けを求めたんです。
「どうしたらへき瑠が助かるのか」
「自分たちが今すべきことは何なのか」

「朱点童子を倒すには、どうすればいいのか」
と。


ほんと、色んな神様に手当り次第聞いて回ったんだと思います。
休む暇なんて端からそんなものはなく、一刻も早く答えを手に入れるために。

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根来っちとか

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三ツ星さん

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それと由良様辺りは積極的に協力してくれそう。
いろは一族と交神した神様だからね。

 

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あすか鳳パイセンは……どうだろう。
皆さんはどう思います?へき瑠タソと交神した神様なんだけどさ…………。
布都様とあすか鳳パイセンの相性はバチバチに悪いに花京院の命を賭けるぜ!(?)

 

でも、きっと。
布都様が求めていた答えは神様でさえ誰も知らないんじゃないかな。
知っているのは朱点童子本人と…………。太照天昼子、黄川人の3人かな。想像だけどね。

 

 

 

 

 

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地蔵堂円子様。
彼女にもお話を聞いたと思います。

f:id:litchi_0912:20200607154456j:plain◀1021年7月より
ほら、いろは一族ってここ数か月は円子の取得であれこれありましたし。(結局誰も覚えられていないんだよなぁ。どうすんのよ、これ。)
だからさ、

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円子様に声を掛けたのは自然の流れだったんだろうなぁ……って思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まさかこんなセリフを、
そしてこんな結末になるとは
思ってもいなかっただろうけれどな!?!?!?

(※交神をさせたのはプレイヤーです!)(※布都様と地蔵堂円子様を交神させたのはプレイヤーです!!)(※この戦犯はプレイヤーです!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良い子が授かるといいですね。」

 

…………え?

 

 

 

おい、ちょっと待て!?
良い子が……っておい、どういうことだ!

 

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その手に抱えているのは何だ!

 

俺は……俺"たち"は交神をしに来たわけではないぞ!!!

 

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何か答えろ、地蔵堂円子!!!
お前は……お前たち神様は……
俺たち一族の味方じゃなかったのかッッ!!!!?

 

 

 

 


「良い子、が授かるといいですね。」

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「ふふふ……。」

 

 

 

 

 

生まれてくる子に罪はないけれど、それでもいろは一族にとってこの交神は紛れもなく誤算だったと思います。
誤算という名の保険料です。高くつきすぎた。

 

神様と人間。元より互いに直接的に干渉し合うことがなかった存在。
今までいろは一族と戦ってきた神様は、良くも悪くも気紛れな人が多い印象でした。
そんな神様たちが都合よく最初から一族と分かり合うだなんて、
あまりにも出来すぎた話だと思いませんか。

 

 

 

 

 

円子様……ごめん。こんな嫌味なキャラになってしまって。でもそのセリフはさ、きっとそういうことなんでしょう?