1018年12月~1020年8月 いろは波瑠
逝去回です。
ついにこの日がきてしまいました。
この瞬間は一族にとってもプレイヤーにとって本当につらいけど、中でも二コラ様は特につらいだろうな……。
振り返り
1才8か月……。
唄様や伊吹くん、そして比呂くんと比べると1番長生き……なんだ、波瑠ちゃんは。
いろは波瑠(はる)。
彼女は母親でもあり初代当主でもあるいろは唄様の3人目の子です。
父親は黒曜斎影彦さまでした。比呂くんと同じですね。
伊吹くん・比呂くんと男の子が続いていたから、女の子が生まれてきてくれて凄く嬉しかったなぁ……。
可愛い女の子DAISUKI♡
彼女が来訪してきたのは1018年の12月。
お母さん似の美しい方、との来訪コメントをイツ花先生から頂いていました。
そして職業は剣士。
当時は剣士と弓使いとで悩みましたが、今となっては剣士で良かったと思います。お母さんと同じ職業だし。
伊吹くんから訓練を受け、一か月自習をして、さあこれから!と思った矢先、唄様の健康度が下がった中での初陣でした。
そしてその数か月後、今度は兄の伊吹くんの健康度が下がり始めて……。
生まれてから元服するまでの間に家族を2人も看取った波瑠チャソですが、
彼女が常に明るく振る舞えたのは三代目当主であるいろはニコラ様の存在が大きかったな、と思うんです。
いくら呪われているとはいえ、一族内で誰よりも優しい彼女が短期間で家族の死を経験してしまうのはそれこそ闇に飲まれるような出来事だったんじゃないかと。
だからこそ、波瑠チャソにとってニコラ様の明るさと誰にも止めることのできない行動力はまるで光のようなものだったんじゃないかな、って今だからこそ強く感じるんです。
そんな感謝の気持ちを常に込めて、波瑠チャソは毎回ニコラ様を身近で応援していたんじゃないかな。
お手製のニコラ様応援ハチマキなんかを作ったりして、さ。
それからの日々は比呂くん・ニコラ様・そして保乃さんを加え楽しい日々を過ごしていたと思うんです。
白骨城で恨み足と戯れたり、時には身体を張って当主を守ったり、なんかして。
波瑠チャソで1番印象的だったのが、なんと言っても交神。
本当に本当にお嫁に行ってほしくなくて、まさかのプレイヤーがプレイ記更新用の下書きを削除するという大暴挙に出た月でもありましたw
(今見返しても、この月のプレイ記はずーーーっと感情が狂ってるよ……。)
この件がキッカケで、プレイヤーにとってのいろは一族はデータ上の存在じゃないんだな……と気付いた月でもあったりします。
…………うん、一族って生きているんだよね。
今思えば、波瑠ちゃんは1019年の冬に大江山を越えないと呪いによる死は確定しているんですよ。
そんな中、年が変わった1020年の1月に交神をした波瑠ちゃん。
二コラ様に交神をしておいで、と言われた波瑠ちゃん。
この時の彼女の気持ちは、兄の比呂くん、交神相手の神様、そしてプレイヤーでさえも理解することは出来ないんじゃないでしょうか。
3月には娘のへき瑠タソが来訪。
根来っちの素質を受け継いだ可愛い女の子です。
名前の「瑠」がお揃いで雰囲気も似てて、この2人は親子感あって本当に良いよね。
そして。
5月の討伐を最後に、健康度が下がり始めて。
誰よりも優しい子であったからこそ。
身内の死を数回看取った彼女だからこそ。
自らの死は誰よりも怖かったんじゃないかな、と思ってしまうんです。
以前、どこかのプレイ記でも書きましたが、
唄様の子どもたちはどう足掻いても呪いによる死は避けられないんですよね……。
遺言
だからこそ。
そんな境遇の彼女がこんな遺言を遺すのは、やっぱり誰かに……そしてどこかに救いを求めていたんじゃないかな……って考えてしまうし、
彼女の人生が真面目に生き抜いた結果でもあり、
自らの人生を振り返ったときにいいコトとして語れるからこそのこの遺言なんじゃないかな……とも考えてしまって。
いずれにしても、この遺言は正真正銘いろは波瑠らしさが100%出たものだと思うんです。
最期の瞬間まで、家族に笑顔を振りまいていたんじゃないかな。
ありがとう、波瑠ちゃん。
波瑠ちゃんと過ごした日は、プレイヤーにとっても楽しいものばかりだったよ。
天国の唄様やお兄ちゃんたちと一緒に応援してね。
2020年5月8日 加筆修正。
2023年3月12日 加筆修正。