1020年3月~1021年11月 いろはへき瑠
最悪のタイミングでの逝去回です。
どうして大江山を越えた直後の逝去になっちゃったんだろう。
へき瑠タソは現いろは一族の中で誰よりも日常を願っていた子なだけあって、
この事実にどう向き合うのが正しいのか……ここ数か月間ずっと悩み続けていました。
(※実機は、今から1年以上前にプレイしていましたw)
答えは未だ見つかっていませんが、へき瑠タソについて振り返っていこうと思います。
振り返り
・1才8か月
平均寿命は超えてはいますが、それでも一族の命は短いな……って毎回思っちゃいます。
ツラい。
へき瑠タソは3月生まれ!
わかる〜〜〜!!🤝
へき瑠タソは遅生まれのイメージを持っています。
母親は波瑠チャソ、父親は根来っちです。
どことなく雰囲気とか似てるよね~~!
イツ花さんからはかしこそうな子と評され、根来っちの土要素を大きく引き継いだ子でした。
可愛い女の子で嬉しかったなあ。
・1020年5月〜12月
可もなく不可もなく。
逝去回なのにこんなあっさりした感想でいいのか!?
って思っちゃうんですが、
ぶっちゃけ1020年のへき瑠タソって可もなく不可もなく……な感想なんですよね。
うーん。。。
それでも、あえて感想を上げるとするならば。
波瑠チャソやニコラ様・そして保乃さんの後ろを必死についていった、って印象が強いです。
へき瑠タソは剣士ですが、自ら進んで攻撃するよりも、サポートに徹することが多かったように思います。
余談ですが、主にニコ保乃の2人が中ボスを倒しまくっていたせいもあり、へき瑠タソもそこそこに戦勝点を稼いでいるんですよねえ。
言い方が悪いですが、1020年はニコ保乃の2人が世代を引っ張っていった印象が強いので、へき瑠タソは特にこれといって活躍していたわけでもないんですし。
ニコ保乃がバリバリの戦闘狂だったせいもあり、へき瑠タソの立ち回りはより日常寄りの傾向が強かったようにも思えます。
へき瑠タソ……というより、いろは一族の運命が大きく変わった月ですね。
そのきっかけを作ったのがへき瑠タソでした。
本音を言うと、
交神相手に鳳あすか様を選んだのは失敗だったかな?
と思っていたんです。
…………今でも若干思っていたりもします。
ごめんな……あすか鳳パイセン。
今までのいろは一族の交神って、何だかんだで交神する子とそのお相手の神様とのコミュニケーションがきちんと取れていたように思うからで。
あすかパイセンとへき瑠タソってビジネス交神だったから……ね。
敬意はあったかもしれないけれど、愛はそこになかった。と思っています。
プレイヤー目線ビジネス交神は極力避けたかったんですが、
1021年に大江山を越えようと思ったら避けて通れない結果になっちゃったんですよね。
・1021年2月
かなり想い入れの深い月です。
仙酔酒を覚えているのがへき瑠タソただ1人だけだったので、かな〜〜〜〜〜り助かりました。
布都様が一人で踏んだり蹴ったりしてたからねw
この月の幕間の主役は保乃さんですが、今後の布石の為の幕間だったように思います。
この辺りから少しずついろはへき瑠がどういう人物なのかが見えてきたんじゃないかな。
へき瑠タソは心土の素質が高いから、こういう一度思ったことに対してはとにかく頑固なんだと思うよ。
娘の利央様来訪&訓練月。
未だにへき瑠タソ=母親ってイメージがないんだよな〜〜〜。
へき瑠タソは永遠に少女、ってイメージです。
伝わるかな?
へき瑠タソと利央様って似てないんですよね……。
心土が高い=頑固な所はそっくりだと思うんだけど。笑
この2か月は保乃さんの矜恃が大きく出た月でした。
へき瑠タソや布都様目線、保乃さんの死は絶対に避けられない結末なのに、
どうしてそこまでして必死になって生にしがみつくのか謎だったんじゃないかな。
優しいからこそ、保乃さんの無茶ともいえる行動は衝撃的だったはず。
だけど、それと同時に、保乃さんの討伐続行という行動があったからこそ、へき瑠タソは大きく成長出来たんですよね。
保乃さんの意志をきちんと引き継いで。
この月のプレイ記、めちゃくちゃ好きなんですよねえ。
この4人で本当に大江山に挑むの!?って不安だらけのプレイ記ですが、
全体のノリとか、不安と思いつつも何だかんだで大ボスを倒してしまう様子とか、あーー……こんなプレイも俺屍の醍醐味だなあって感じてしまうんです。
こんな日々がずっと続いてほしかったんですが……現実は残酷ですね……。
へき瑠タソは絶対に心水を亡くさないと思っていたんだけど〜〜〜!!
だって、彼女はめちゃくちゃ心水が成長する子だったから……。
今でも嘘やん!?って2度見してしまうもん。
そして畳み掛けるかのように、健康度が0上がりの合図が出た月でもありました。
これは3度見してしまいます。
最悪のタイミングでの健康度低下なんですよね……。
幕間や翌月のプレイ記でも想いを綴りましたが、このタイミングでへき瑠タソの心水が亡くなるのはもしかしたら必然だったんじゃないかな。
この辺りから、「いろはへき瑠本人について」と「彼女の生き方」について考え方をシフトしていきました。
その結果、「日常を生きたい、だからこそ武器を手に取らざるを得ない」という答えに辿り着いて……しまって。
辿り着きたくない答えだったな……。
呪われているからこそ、この答えに辿り着いちゃったんだろうね。
本音を言うと、へき瑠タソは布都様に交神をしてほしくなかったんじゃないかな。
それが例え事故の交神だったとしても、ね。
そうじゃなければ、1021年の1月に自らを急かして交神に赴かなかっただろうし。
一族には圧倒的に時間が足りなくて、
へき瑠タソも布都様も残された時間が足りないからこそ起こってしまったすれ違いの交神なんだよなーー……。
お互いがお互いを、個々が一族のことを想っているからこそ起こってしまった、的な?
へき瑠タソの周りにまつわるあれこれ、どれも本当にタイミングが悪すぎる。
2度目のお紺さん戦。
本来であればへき瑠タソをお留守番させるべき盤面だったにも関わらず、
間違えて討伐メンバーに入れてしまったおバカなプレイヤーとはわたしのことです。
末代まで反省して。
無事に勝てたので問題はなかったですが、
この討伐が無かったら最後の瞬間までへき瑠タソの本心は知れなかったんじゃないかな……とも思います。
完全に結果論ですが。
心火&技火の高い千代乃っちに鏡を向けたのは、
へき瑠タソからの生きたいというメッセージだったようにも思うから。
先月の戦いで赤体力になっていたし、健康度は30台だし、かなりボロボロの状態で皆の帰りを待っていたはず。
絶対に布都様が朱点童子を倒してくれる、そう想いながら。
だけど……。
だけど、現実は……。
遺言
へき瑠タソはお紺戦で赤字体力になっているので、少なくとも死の感覚を肌で理解していたと思うんです。
だからこそ、体がどこかに飛んで行きそうな感覚が怖かった。
そんな感覚を少しでも消したくて、誰かに手を握っててほしかったのかも。
へき瑠タソの幕間でやたら「手を紡ぐ」というワードを出してきましたが、これはこの遺言から汲み取ってきています。
手を紡いでいく未来を夢見ていたからこそ、最期の瞬間にこんなセリフを残していったんじゃないかな……って。
そして、そんなへき瑠タソの手を、きっと、布都様は優しく握ってくれたんじゃないかな。
布都様にはどんな盤面でもつらい役回りばかりさせちゃってる……。
今までのいろは一族の遺言って、誰かを後押しする言葉だったり、自身の振り返りだったり、肯定的な遺言が多い印象だったんですが、へき瑠タソはどこか違っているように感じたんです。
説明するのが難しいのですが……。
このへき瑠タソの遺言って、誰かを肯定・否定しているわけでもなく、かといって自身の人生を振り返っているとかそういうのじゃないし、ただひたすらに今現在のへき瑠タソの気持ちを言葉にした遺言なんですよね。
今までにないパターン。
…………………………優しい彼女の口からこの言葉を紡がせてしまったことが、悔しくて、悲しい。
「来世では幸せに。」
そう伝えたい気持ちが無いといえば嘘になるけれど、へき瑠タソには今この世界で……現世で幸せな未来を紡いであげさせたかった……。
「お疲れ様。」
そう言ってあげるべきなのに、それを言ってしまったら、へき瑠タソの死を受け入れたことになってしまう気がする。
この気持ちをどうするのが正解なんだろう。
振り返ってみて
へき瑠タソは戦いに特化していない一族だったな……という感想につきます。
訓練に付き添った回数も多いですし、回復術の進言も多かったなーと。
「呪いがなければ、平穏な日常を過ごしていた」
そんな空想をしてしまうのが、いろはへき瑠という少女の全てなんだと思います。
そんなへき瑠タソの最期を見て。
当たり前の日常を願っていた少女の一生を見届けて……さ。
ご立派と言えるのかどうかなんて、わたしにはよく分からないよ……イツ花さん。